[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [try と trap の違い | Powershell 例外処理]
このページでは Powershell の例外処理である try と trap の違いに関して説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | try | trap |
概要 | try{ } 内が対象。 | スコープすべてが対象。try 文の前も。 |
finally | finallyをサポート | サポートなし |
どんなとき | 開発者が細かい制御をしたい場合 | とにかくエラーが起こった場合に止めたい、エラー処理をして継続したい場合など。 |
サンプルコード1 | try{ $i = 1/0 }catch [Exception] { write-host "catched" } finally { $i = 0 } write-host $i 【結果】 catched 0 | $i = 1/0 write-host "(1)" trap [Exception] { write-host "trapped" break } write-host "(2)" 【結果】 (*)結果として(1)と(2)は表示されない |
サンプルコード2 | - | $i = 1/0 write-host "(1)" trap [Exception] { write-host "trapped" continue } write-host "(2)" 【結果】 trapped (1) (2) |
関連リンク:
【最大メリットとは】Powershell と コマンドプロンプトの違いを比較表で説明
netsh、wmic、powershell、コマンドプロンプトの違い
Powershell実行方法の違い | インタプリタ、スクリプトファイル、コマンドプロンプトから実行
Powershellでファイル出力する3種類の比較(Try,Transcript,リダイレクト)
Remove-Computer と Remove-ADComputer の違い | Powershell
[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧]
,