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try と trap の違い | Powershell 例外処理

作成日:2020/01/29

このページでは Powershell の例外処理である try と trap の違いに関して説明します。

(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明trytrap
概要try{ } 内が対象。
スコープすべてが対象。try 文の前も。
finallyfinallyをサポートサポートなし
どんなとき開発者が細かい制御をしたい場合とにかくエラーが起こった場合に止めたい、エラー処理をして継続したい場合など。
サンプルコード1try{
$i = 1/0
}catch [Exception]
{
write-host "catched"
}
finally
{
$i = 0
}

write-host $i

【結果】
catched
0
$i = 1/0

write-host "(1)"

trap [Exception] {

write-host "trapped"
break
}

write-host "(2)"

【結果】
(*)結果として(1)と(2)は表示されない


サンプルコード2-$i = 1/0

write-host "(1)"

trap [Exception] {

write-host "trapped"
continue
}

write-host "(2)"

【結果】
trapped
(1)
(2)


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