[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [Windowsにおける名前解決の違いと順番(キャッシュ、hosts、DNSサーバ、Netbios)]
このページでは Windows における名前解決の手段であるキャッシュ、hosts、DNSサーバ、netbios の順番、及び違いに関して説明します。
内部ネットワークのホスト名を解決する場合、あるいはインターネット上のURIを解決する場合などに使用します。名前解決ができない場合など参考にしてください。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | キャッシュ | hosts | DNSサーバ | netbios |
概要 | 過去に名前解決されたホスト名がしばらくキャッシュに残っている。同じ名前を何度も解決しなくてよいように、まずはこのキャッシュが参照される。 | hostsファイル(テキストファイル)に書かれたホスト名とIPアドレスのペアが参照される。 Windows 10 では以下に保管されている。 C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts | 指定されたDNSサーバを参照する。DNSサーバからはIPアドレスが返される。 | Windows固有の古い技術である"netbios"を使用する。今は全くといっていいほど使用されない。 ・ブロードキャスト ・WINSサーバ参照 ・lmhostsファイル |
優先度 | 1 | 2 | 3 | 4 |
確認コマンド(Windows) | C:\>ipconfig /displaydns | C:\>type c:\windows\System32\drivers\etc\hosts | #ipconfig /all | findstr DNS | - |
参考(linuxの場合) | #arp | # cat /etc/hosts | # dig | grep SERVER: | - |
関連リンク:
DNS コンテンツサーバとキャッシュサーバの違い
cookie と Internet Temporary files(キャッシュ)の違い
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