[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > ["Windows サービス"と"常駐アプリ"の違いまとめ]
このページではWindows機能の一部である"サービス"と"常駐アプリ"の違いに関して説明します。
サービスはどちらかといえばOS用の処理を行います。よって誰もログインしていなくて動作する処理を行います。
常駐プログラムは主にログイン中のユーザに対する処理を行います。タスクトレイの中でアイコン化されているのが一般的です。
ともに常駐する点では同じですが、「常駐プログラム」はログオフと同時に終了します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | サービス | 常駐アプリ |
概要 | OS(サービスコントロールマネージャー)から命令を受けて動作する。 | ユーザの指示(右クリックメニューなど)を受けて動作する。 |
誰向け | OS向け、OS管理、OSの資源を使う人向けなど。 | ログイン中のユーザ向け。 |
動作タイミング | 常に起動中 (誰も対話的ログインをしていない場合も) | ユーザがログインした場合。ログオフで原則終了する。 |
画面 | 原則、画面(ユーザインターフェース)は持たない。なぜなら誰も対話的ログインしていないでも動作が必要だから。 | 原則画面を持つ。ユーザに表示したりユーザからの指令を受けて動作する。 |
起動場所 | バックグラウンド(見えない)。 | タスクトレイでアイコン化など。 |
表示方法 | コマンドプロンプトを管理者で開いて以下のコマンドを実行する。多数のサービスが稼働していることが分かる。 C:\>net start や C:\>sc queryex など | (1)タスクトレイのアイコンをクリックする (2)msconfig から |
イメージ | サービス管理ツールである services.msc により管理することが可能です。以下はサービス管理ツールによるサービス一覧の表示です。このように大量のサービスが稼働しています。 | 常駐アプリは以下のようにタスクバー内に表示されており、ユーザがサインインしている間実行しています。 |
関連リンク:
サービスとプロセスの違いとは
ServerService(サーバサービス)とWorkstationService(ワークステーションサービス)の違い
自動、自動(延滞開始)、手動、無効、自動(トリガー)、手動(トリガー)の違い | Windows サービス
[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧]
,