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(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | WBEM | SNMP |
スペル | Web-Based Enterprise Management | Simple Network Management Protocol |
概要 | WBEMとはHTTPSやXMLのようなインターネット技術を活用した管理機能。 | ネットワーク機器を管理するためのプロトコル。 |
特徴 | 機能が豊富、高いセキュリティ、プログラム可能 | シンプル構成、動作が軽い |
モデル | オブジェクト指向モデル SOAP ベースでプログラミング可能なインターフェース | シンプルなモデル MIB によりシンプルなマッピング |
構成 | クライアント/サーバベースシステム | クライアント/サーバベースシステム |
管理データの表現形式 | MOF | MIB |
管理データへのアクセス | 高度なアクセスが可能 | 基本は Get/Set |
セキュリティ機能 | 〇有り(HTTPSベース可) | ×ほとんど無し(クリアテキストのコミュニティ名) (*)SNMP v3以後ではセキュリティを実装。 |
検出機能 | 〇SLP (Service Location Protocol)による検出機能あり。 | ×なし |
通報機能 | WSMAN ベースの高度な通報機能 | simple なトラップ |
query 機能 | 〇有り | ×無し |
性能 | △中 | 〇高い(シンプルなため動作は速い) |
開発時期 | SNMPと比較したら新しい | 古い |
その他 | WBEMをテストする Wbemtest.exe | サービス管理ツール内のSNMP トラップサービス |
関連リンク:
【紛らわしい用語】snmp、smtp、ntp、sntpの違い
snmpwalk と snmpget とsnmpset の違い | ネットワーク管理コマンド
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